<ご挨拶>
さわやかな秋空が続く季節になってきました。 みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
また、今回からニューズレターをお読み頂ける方々、はじめまして。 バックナンバーは、HP (http://nonverbal-invc.com) よりお読み頂けます。 ご感想など、お寄せ頂ければ幸いです。
<秋の湘南だより>は、柿の色づき始めた湘南の秋の始まりをお伝えします。
<INVC暮らしとアートの研究所/活動報告>としては、 共著の本がいよいよアマゾンで予約受付を開始しましたので、 共著の本の内容についてご紹介します。
それでは、お時間のありますときに、どうぞ温かな飲み物でも片手に、 ゆっくりお読み下さい。
INVC暮らしとアートの研究所 http://nonverbal-invc.com 代表 東山安子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <湘南だよりー柿の色づく湘南より>
湘南はさわやかな青空が広がる日が続いています。 江ノ島から見える富士山は、夏のブルー富士の頂上に 少し雪が降り始め、変化を見せています。
9月の終わりには、キンモクセイの橙色の小さな花が咲き、 散歩をしていると道のあちこちから甘い匂いが漂ってきました。 柿も大分色づいてきています。 湘南は、温かい気候のせいか、柿よりもみかんの方を多く見かけます。 まだ緑色ではありますが、大きなみかんがたわわに実っています。
スポーツをするにも良い季節となりました。 川沿いの散歩道を歩いていると、カヌーを漕ぐ人や 数人で漕ぐドラゴンボートの練習している人たちをみかけます。 釣り人が何人も、秋の日射しの中で、川縁にじっくり腰を降ろしています。
こちらでは、週末になると、住んでいる人たちが「休日モード」になり、 この辺り一帯が、本当に「ゆったりした空気感」に変化します。 川沿いを家族で散歩する人や、子どもと一緒にサイクリングする人が増え、 見晴らしの良い二階のデッキに友人を招いてくつろぐ人たちの笑い声が聞こえます。 一人ひとりがゆったり時を過ごすと、この地域全体がゆったりするのだといつも思います。
10月17日には、夏から秋に移行した「江ノ島の花火大会」が開かれ、庭のデッキから 秋の夜空に映える美しい花火を楽しみました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <INVC暮らしとアートの研究所/活動報告ー共著の本の予約開始!>
HPで出版予定をお伝えしておりました共著の本が、いよいよ出版間近となりました。
東山安子&INVCメンバー[藤田典子・大野木かおるアンンジェラ・ 山口(田島)美和・大久保正美・仁志田華子]編著 『のんばーばるコミュニケーションの花束〜一輪の幸せの花をあなたの暮らしに〜」 Parade Books 2015
2013年の春に始まった、この共著の本を自費出版するプロジェクト。二年半の歳月をかけて無事校了となり、10月14日よりアマゾンで予約受付を開始しました。出版予定日は11月10日です。
アマゾンにて、書名或は「のんばーばる」、著者名の中から誰か一人を入力して頂ければ検索可能です。また、HP(http://nonverbal-invc.com)のトップ頁でお知らせしている「書名」をクリックして頂けると、アマゾンの頁にリンクしております。
この本は、東山とINVCメンバーが、日々の暮らしやそれぞれの活動の中で捉えた「のんばーばるコミュニケーション」について書き綴ったエッセイ集です。無意識にしていることの多い「のんばーばるコミュニケーション」に気づき、日々の暮らしに「のんばーばる」という視点を意識して取り入れることで、幸せな時間を取り戻してほしいと願っています。
ごく簡単に内容をご紹介しましょう。 「ノンバーバル・コミュニケーション」は東山が専門としてきた領域です。身振り・手ぶり・顔の表情・視線・姿勢・ふれあい・声の表情・相手との距離・座席の占め方・なわばり意識、空間概念、時間概念、色彩、香りなど、さまざまなものを含みます。
東山は、大学の教壇で学問としての「ノンバーバル・コミュニケーション」を教えてきましたが、教壇を降りて湘南に引っ越し、暮らしが変化したことをきっかけに、この自分の専門領域との関わり方も変化してきました。暮らしの中で自分の専門領域を捉え直し、 「暮らしの中の知恵」として伝えたいと考え、ひらがなを使った 「のんばーばるコミュニケーション」(のんばーばるcom) と書き表して、それを伝える活動を始めたのです。
この本では、東山の学問としてのノンバーバル・コミュニケーション」から「暮らしの知恵としてののんばーばるコミュニケーション」への変化と、それを伝え始めた「INVC暮らしとアートの研究所」の設立までの経緯、そして日々の湘南暮らしについて、自らの20代から現在までの「ライフストーリー」として書きました。
5名のINVCメンバーも、それぞれ「のんばーばるを教育に生かす」 「異文化でののんばーばる体験」「のんばーばるな暮らし」 について書いてくれました。
大野木は、Angela English Studio という子ども英語教室を開いて14年。のんばーばるコミュニケーションは五感というアンテナで受け取りますが、その五感を伸ばすために実践してきた「感性を育てる英語教育」について、教室風景を交えながら書いています。
仁志田は、アメリカの大学院で司書の資格をとり、ボストン郊外の図書館で9年間児童司書として仕事をしてきました。絵本はのんばーばるなメディアです。アメリカでの「のんばーばる体験」と英語絵本の読み聞かせにおける「声の表情」について書いています。
大久保は、長年国際交流事業に携わり、海外27カ国を訪問した経験を基に、異文化トレーナーとして活躍中です。「空間・視線・ふれあい」と「親しさ」の関係について、韓国やオーストラリアに滞在していたときの体験を交えて書いています。
山口(田島)は、理学療法士として、医療コミュニケーション教育にも尽力しています。伊豆に住む106歳の祖母との週末介護生活を通し、耳の遠くなったおばあちゃんとの「のんばーばるコミュニケーション」と、心のふれあいについて書いています。
藤田は、企業で「接客マナー」というのんばーばるコミュニケーションを含めた英語研修講師をしています。ドイツに滞在したときの経験を基に、住まいという「空間」や「色彩」、「時間の過ごし方」など、心が豊かになる暮らしとは何かについて書いています。
それぞれの章から、暮らしや教育、生き方の中にどのように「のんばーばるコミュニケーション」が存在し、それらが、暮らしをどのように彩っているかを感じて頂ければと思います。そして、読者の方々の暮らしや生き方を豊かにするヒントとして、私たちの花束をお贈りしたいと思っています。
ところで、もう一冊の東山の単著の本は、12月に出版予定です。この内容は次回のニューズレターでお伝え致します。当研究所の活動を応援して下さる方々、どうぞ共著の本をお読み頂いて、私たちの心からのメッセージを受け取って頂けたら、大変うれしく思います。
2016年には、これら二冊の著書を基にしたセミナーを開催する予定です。 楽しみにお待ち下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次回の「INVC湘南たより」は[湘南の紅葉]をお届けします。
ご感想や近況をお知らせ頂ける方は、以下のアドレスにメールを頂ければ幸いです。 東山安子:ytprimrose09@gmail.com 山口(田島)美和:barrierfreeclub@yahoo.co.jp 藤田典子:noriko.fujita.09@gmail.com 大野木かおるアンジェラ:angelafraganza@gmail.com 仁志田華子:08vt018t@gmail.com 大久保正美:sonmul.fromgod@gmail.com
みなさまからのお便りを、心からお待ちしております。
それでは、みなさま、寒さに向かう季節、どうぞ御身体御自愛下さい。 みなさまにとって、穏やかで幸せな日々が続きますように。
Intercultural Nonverbal Communication INVC暮らしとアートの研究所 http://nonverbal-invc.com 東山安子
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