ニュースレター

2015年 9月 9日発行
<ご挨拶>

九月に入り、雨模様の日が多くなってまいりましたが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

また、今回からニューズレターをお読み頂ける方々、はじめまして。
バックナンバーは、HP (http://nonverbal-invc.com) よりお読み頂けます。
ご感想など、お寄せ頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

前回のニューズレターは、
夏真っ盛りの湘南からお届けしましたが、
今はすでに、江ノ島の海の家は解体が進んでいます。家の枠組みは、
また来年に向けて、どこかの倉庫で眠るのでしょうか。

今回の湘南だよりは、夏の終わりから秋への移り変わりの様子を
お届けしましょう。

また、INVC活動報告は、いよいよ11月に出版予定の<本づくり>について
ご報告します。

どうぞ、温かいお茶などを片手に、ごゆっくりお読み下さい。

Intercultural Nonverbal Communication
INVC暮らしとアートの研究所
http://nonverbal-invc.com
代表 東山安子

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<湘南だよりー夏の終わりから秋のきざしへ>

今年も暑かった夏。
八月は台風も来なかったので、連日、海を楽しむ人たちが
湘南の海岸を訪れました。

我が家も孫たちと一緒に、葉山の海岸に出かけるのが、夏の恒例です。
葉山の森戸海岸は、こじんまりした湾で、波も静か。家族向けの浜です。
毎年行く海の家は、畳敷きで、昔ながらの風情です。

今年出かけた日は、とても良い天気でした。
青空が広がり、右手に逗子マリーナ、
正面には、いつも間近に見ている江ノ島が遠くに見えます。
白い帆をあげたヨットが海の上をすべっていったかと思うと、
SAP(サーフィンの板の上に立って棒で漕ぐもの)をやっている人が、
数人、浜に向かって漕いできます。
左には森戸神社。岩場になっていて、子どもたちが遊んでいます。

一年に一度、海の中に入って泳ぐことはとても気持ちがよく、
子どもの頃、毎夏、海に連れて行ってくれた亡き父を思い出します。
パラソルの下で横になると、波の音、子どもたちの楽しそうな笑い声が聞こえ、
涼しい風が頬をなでていきます。

海水浴とともに、花火も夏の楽しみです。
7月には、鎌倉の由比ケ浜をはじめ、茅ヶ崎や逗子でも
花火を楽しめます。今日はゆかた姿の人が多いなあと思うと、
どこかで花火大会が開かれています。

江ノ島の大きな花火大会は秋に移りましたが、
地元の花火大会は八月中旬。夜の7時から20分だけですが、
川沿いの道に行けば、どこからでも見えるので、
近所の親子連れは、この時間、みんな川に向かいます。
我が家はデッキから見えるので、今年もこの夜空に打ち上げられる
美しい花火を楽しみました。

夏は、夕食後にデッキに出て、月や星や夜間飛行のライトを
眺めながら、夜風に吹かれるのが、至福の時間です。
子どもたちが練習している夏太鼓の音が、遠くから聞こえてきます。
虫の声が増えて来たなあと思うと、夏も終わりに近づきます。

八月末、夏祭りが数カ所で開かれ、近くの神社も夏休み最後の楽しい時間を、
家族で過ごす子どもたちで一杯になりました。
そして、新学期。また、ランドセルを背負った子どもたちが、毎朝家の前を通っていきます。

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<INVC暮らしとアートの研究所:活動報告ー本づくり>

今回は、11 月の出版に向けて、完成間近な<本づくり>について
ご報告しましょう。

HP (http://nonverbal-invc.com) でもご紹介しているように、
INVCメンバーとの共著の本『のんばーばるコミュニケーションの花束』と
単著の『暮らしの中ののんばーばるコミュニケーション』が11月に出版される予定です。

二冊とも自費出版という形で、「私たちらしく」というコンセプトで進めています。お願いした出版社は恵比寿にあるP-PRESS。デザイン会社が運営する自費出版部で、ほとんどのスタッフはデザイナーとか。

オフィスに伺うと、扉の前に「ようこそ」と書かれたカードが置かれています。部屋に入ると、明るいガラス張りの部屋に、MACを中心に大きなディスプレイのPCがずらりと並ぶおしゃれな空間。打ち合わせのテープルの横の本棚には、実際に出版した本がきれいに並べられています。

スタッフの方がみなさん、お仕事中にも関わらず、席を立って、
私たちに挨拶をして下さいます。みなさんが迎えて下さるという感じが
とても気持ちを和ませてくれます。入れて下さったお茶を頂きながら、
打ち合わせが始まります。

INVCメンバー五人と私は、何度もこのオフィスを訪ね、顔を合わせて打ち合わせをすることを大切にしてきました。メールだけで意見交換するのではなく、会うことは、様々な「のんばーばるコミュニケーション」を交わすことにもなり、きめ細かな打ち合わせができるからです。デザインの会社だけあって、表紙のデザインや色使いについては、かなり詳細に打ち合わせをします。

共著の表紙は、INVCメンバーの一人、大野木かおるアンジェラさんが江ノ島で撮影してくれました。INVC暮らしとアートの研究所の活動場所である<江ノ島>に私たちはとても深い思い入れがあります。大野木さんは、その江ノ島の浜で見つけた、貝殻や小石、ビーチグラスなどを実際に江ノ島の砂の上に並べて絵を描き、それを写真に撮ってくれました。

その写真の上に書く題目の字の形、色、本の帯の色、本の袖の色、と
ディスカッションを重ねます。実際にオフィスに並んでいる本を参考にしながら、
一つ一つ決めていき、実際の校正の時に、本文と一緒に確認していきます。

また、各章の扉の写真は、仁志田華子さんが、撮ってくれました。
題目である『のんばーばるコミュニケーションの花束』にちなみ、
八章まである<章の扉>には、オリジナルで個性的な「花」の写真を載せました。

各自の担当した章は、自分のこだわりのフォントを使うという、
なかなか普通の本ではできないことを試みています。

現在第三校が終わった段階で、次回の第四項が最終校正の予定です。
単著の『暮らしの中ののんばーばるコミュニケ―ション』の方は、
ワンテンポ遅くて、これから初校が出る所です。

私たちは、丸二年かけた本文を書くプロセスも楽しみましたが、
この夏は、表紙のデザイン、本の帯、袖、部の扉、章の扉など、
この本の伝える「のんばーばるコミュニケーション」的な側面を
存分に楽しんでいます。

さて、どのような出来になりますやら。
出版されましたら、またお知らせ致しますので、
どうぞ楽しみにお待ち下さい。

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次回の「INVC湘南たより」は[湘南の秋]をお届けします。

ご感想や近況をお知らせ頂ける方は、以下のアドレスにメールを頂ければ幸いです。
    東山安子:ytprimrose09@gmail.com
    山口(田島)美和:barrierfreeclub@yahoo.co.jp
   藤田典子:noriko.fujita.09@gmail.com
    大野木かおるアンジェラ:angelafraganza@gmail.com
    仁志田華子:08vt018t@gmail.com

みなさまからのお便りを、心からお待ちしております。

それでは、みなさま、季節の変わり目、どうぞ御身体御自愛ください。
みなさまにとって、穏やかで幸せな日々が続きますように。

Intercultural Nonverbal Communication
INVC暮らしとアートの研究所 http://nonverbal-invc.com
  東山安子















 

 



 
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所在地:神奈川県藤沢市
活動場所:湘南・江ノ島

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