| みなさま、
暑かったり涼しかったりの日々ですが、 お元気にお過ごしでしょうか。
今回お届けする「湘南葉書No,3」は 「庭の野菜たちとバードウォッチング」についてお話しします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6月からいきなり真夏に入ってしまった昨年とは違って、 今年は梅雨は梅雨らしく、7月も徐々に夏に移行して、 涼しい日もあったりと、比較的過ごしやすい夏でした。 この8月下旬になって、残暑が厳しいのかと思いきや、 いきなり秋のような涼しい朝を迎えたり、体が戸惑う日もありますね。
庭の野菜たちも、「涼しかったり、過ごしやすい夏」だった期間は 夏だと認識しなかったのか、なかなか大きくなりませんでしたが、 「残暑厳しき」あたりになってきて、やっと夏だと思ったのか、
枝豆が大きくわさわさと茂ってきて、 地這いのヘチマがぐんぐん伸びて黄色い花をいくつも咲かせ、 ルッコラやバジルもモリモリと元気になってきて、 スイカが二つ、少しずつ大きくなってきました。
元々育てている我が家のペースがゆっくりなので、 「今頃?」と思うようなゆっくりペースで大きくなるのが通常なのですが、 今年は本当に ”ゆっくり” でした。
庭にはいろいろな野鳥が降り立つので、 家の中から見ているとバードウォッチングを楽しめます。
メジロはいつ見ても可愛い! 全長12センチほどの小さな鳥で、うぐいす餅のような抹茶色。 白と黒のコントラストがはっきりした目をクリクリと動かします。 花の蜜が好きなようで、裏のびわの木に数羽一緒に飛んできては花をくちばしで突きます。 姿が可愛くて、大きなガラス扉からそっと、じーっと見てしまいます。
イソヒヨドリも時々やってきます。これもなかなか美しい鳥で、大きさは25センチ位。 オスは、全身藍色のような美しいブルーで、腹側が赤褐色。 この二色の組み合わせがとても美しい色合い! メスは、全身に白い点を散りばめたグレー系の渋い色ですが、メスも美しい。 鳴き声もきれいで、「ヒーリョ、ヒーリュリュ」とえさえずります。
最近、その美しさに目を奪われたのはオナガ。 電線に留まっている時はあまり大きいと思わないのですが、 目の前の庭に降り立つと、なかなか大きな鳥で、本当に美しい! 全長は40センチ弱で尾がその半分の20センチ位、なかなか存在感があります。
頭は黒いベレー帽をおしゃれに被ったかのようで、 胸元は真っ白。背中はグレー。 そして長い尾羽は青灰色と言われる美しい水色。 なかなかダンディーな雰囲気をもった「カラス科の野鳥」です。
姿は上品で優美ですが、カラスの仲間であるため、 「ギューイ」「ゲーイ」といった少ししゃがれた鳴き声を出します。 この「美しい姿と声のギャップ」がオナガの大きな魅力という人もいれば、 声を聞くとガッカリという人もいます。
この夏、薄手のリネンで半袖のチュニックを2枚、長袖を一枚、 キャミを2枚、シーツを一枚縫いました。 ゆっくり手縫いしながら、時々庭に目をやって、鳥がやってくるとうれしくなります。 即座に手を止め、じーっと見てしまいます。
ふと、母校の指導教授がバードウォッチングがとてもお好きだったことを思い出しました。 あの頃は、子育てしながらの大学院生。日々夢中で生きていて、 鳥を眺める時間も余裕もなかったなあと感慨深く思い出しながら。
本日はここまで。 またお便りします。 季節の変わり目ゆえ、お身体ご自愛くださいませ。
東山安子
|