ニュースレター

2025年 1月 31日発行
みなさま、

寒さ厳しき毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
湘南は今日も良いお天気。青空が広がっています。

年が明けたと思っていたら、あっという間の月末。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本日の話題は次の三つです。
  11月  オリーブの木
  12月  長谷のお礼参り
   1月  初詣

お時間のあります時に、ゆっくりお読みください。
また、「2025年 新春の抱負」も掲載いたしました。
併せてお読み頂けましたら、幸いです。

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11月
<オリーブの木>

19年前に湘南に越してきてまもなく、
大学の同僚と先輩が、木の香りのする新築の家をお訪ねくださいました。
その時にいただいたのが、オリーブの若木。

しばらく鉢植えのまま育てていましたが、離れができた時に庭の土に下ろしました。
そうしたら、喜んだのかぐんぐんと伸びて枝葉を広げ、立派な木に。
実はまだそれほど多くはつきませんが、塩漬けにしておいて、
フォッカチャを焼くときに上に飾ります。
細身の素敵な葉をつけた枝は、時々切って花瓶に生けます。

いつもは秋に植木屋さんに剪定してもらうのですが、
我が家でもできるのではないかと、今年は家族がオリーブの木の剪定に挑戦。
なんとか上手に剪定できました。

剪定すると枝葉がたくさん出ます。それらをどうも捨てる気になれず、
花瓶に生ける以外に何か使い道はないかと調べてみました。

そうしたら、「オリーブ茶」というのがヒット!
えっ、オリーブの葉もお茶にして飲めるとは。
よく考えれば、びわの葉だってびわ茶になるのだから、
オリーブ茶があっても不思議ではないわけで、早速やってみることに。

まずは枝から葉を取って洗い、1分湯通しするか、蒸し器で10分蒸らします。
それをザルにあげて陰干し。これで茶葉の準備はOK。
お湯を注いでオリーブ茶の出来上がりです。
いい香り、そしていいお味です。
春から秋に芽吹く新芽の場合は、風味は弱いけれどポリフェノールは多く含んでいるとか。
「乾燥させずにフレッシュハーブティーとして飲むと爽やかで優しい味を楽しむことができます」
と書かれていました。

その他にも、乾燥させたオリーブの葉をミルサーで粉末にすれば
料理やお菓子作りに使うこともできるようです。
我が家は数年前から納豆を手作りしていますが、納豆の発酵にもオリーブの枝が大活躍。
酵母を起こして、パンを焼くこともできました。
葉を蒸留すればいい香りが部屋中に漂って幸せ気分。
枝ごとくるりと丸めてリースにして飾っても素敵でした。

うちで木を剪定すると、剪定した枝や葉を思う存分使えることに気づきました。
当たり前と言えば当たり前ですが、何も利用せずにゴミとして捨てるより、
オリーブ茶を楽しみ、葉の粉末を料理に使い、オリーブ酵母でパンを焼き、
花材やリースの素材に使うなど、
オリーブの枝や葉がさまざまに暮らしを彩ってくれることを楽しむ方が、
幸せだと感じます。

オリーブの花言葉は「平和」と「安らぎ」。まさにその通り!
改めて我が家にオリーブの木をプレゼントしてくださった同僚と先輩に
お礼を申し上げたい気持ちになりました。

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<12月 長谷のお礼参り>

湘南の年末は、穏やかに晴れる日々が続きました。
年末にはご懇意にして頂いているお寺を訪ね、
この一年のお礼を申し上げて御挨拶するのが我が家の習慣です。
和尚さんと夫は小学生の頃からのお付き合いで、もう70年近くご縁が続いています。
この日も良いお天気。午前中にお伺いし、和尚さんにお会いして様々なお話を伺い、
お護摩をお願いして参りました。

その後は、長谷寺へと歩きます。長谷寺はもみじの紅葉が美しく、
散策の道に落ちている赤やオレンジ色の葉をつい拾い上げたくなります。
千両や万両は赤い実をつけ、池には錦鯉が泳いでいます。
そんな景色を堪能しながら、階段を上ると水子地蔵さまが並ぶ地蔵堂があり、
お線香をあげて手を合わせます。

さらに階段を上ると阿弥陀堂に大仏さまがおられ、
その隣の本堂にご本尊十一面観世音菩薩さまが立っておられます。
『源氏物語』『枕草子』にも登場する長谷観音は、その姿を33種に変え、
求めに応じて救いの手を伸べてくださる慈悲深い菩薩さまとのこと。
毎回お参りする度に心が温かくなるのを感じます。

そろそろお腹も空いた頃。境内にある食事処でお昼にしました。
ここは、相模湾が一望できるように席が配置されており、
お寺のカレーと称したベジメニューやお団子、ぜんざい、お抹茶などの甘味がいただけます。
外国人のカップルも、お店の和風の佇まいと食事を楽しんでいるようでした。
食事処を出たところにも相模湾が見える広いデッキが設けられており、
海の向こうに逗子や三浦半島が見渡すことができます。

帰り道、御霊神社の方に歩いていたら、張り紙が!
なんだろうと見てみたら、近くにある古民家カフェの案内でした。
長谷近辺には、最近古民家カフェが増えています。
古くからのお宅が代替わりをして取り壊される前に、このまま使って欲しいと思う持ち主側と、
素晴らしい古民家だからリノベーションして使わせてもらいたい
と思うお店側の思いが一致する形で、築90年とか築100年の古民家が、
新しいカフェやレストラン、イベント会場に生まれ変わり、若い世代へと受け継がれています。

今回出会った古民家カフェは築220年。
岐阜県白川郷から移築された合掌作りで、鎌倉で70年が経つと言います。
広い玄関から中に入ると大きなガラス張りの窓から、美しい庭が見渡せます。
高い天井と太い梁、そして太い柱。古い建物のもつ歴史と落ち着きが感じられる空間です。
コーヒーを頂きながら220年前に思いを馳せ、今も息づいている古民家の佇まいを堪能しました。


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<一月 初詣>

年が明けました。今年は巳年。
蛇は脱皮することから、古くから「復活や再生の象徴」として信仰されてきたようです。
「新たなスタート」「新たな未来」、そんなイメージの巳年が明けて、
今年こそ世界が平和に向けて動き出してほしいと願わずにはいられません。

我が家の初詣は、「近くの氏神さま」と「江島神社」と「鎌倉の鶴ヶ丘八幡宮」の3箇所。
近くの氏神さまは元旦にお参りします。元旦は良いお天気。お参りした後お札をお迎えします。
来られる人は地元の人がほとんどで、お酒や甘酒、みかんなどが振る舞われます。
こじんまりした境内で、焚き火にあたり、おひさまの日差しの暖かさを感じながら、
しばし緩やかな時間を過ごしました。

鶴ヶ丘八幡宮は、夫がピアノのレッスンで鎌倉に行った時にお参りします。
小寒でしたが、この日も良いお天気。お参りの人も観光客もたくさん!和服姿の人も見かけます。
若い頃は、除夜の鐘が鳴り終わると川崎大師と鶴ヶ丘八幡宮に向けて初詣に出かけ、
真夜中の寒い中、長い長い列に並んでいたのを思い出します。
今は除夜の鐘も聞かずにすやすやと寝入っていますが(笑)。
お参りした後は、入り口の鳥居の近くにある茶寮で一休み。
大きなガラス張りの窓からは源平池が見渡せます。

江島神社へは人混みが去ってからと言うわけで、つい先日出かけてきました。
湘南は比較的暖かな日が多いのですが、それでも大寒ともなると風が冷たく、
江ノ島の弁天橋を渡るのもなかなか大変です。

出かけた日は、薄曇り。富士山の頂上は雲の中。雪の掛かった裾野の方が見えました。
空はなかなかに美しく、海の蒼色の上に、薄いクリーム色、水色、キラキラしたクリーム色、
青色、白い雲が細い帯状にサンドイッチのように積み重ねられて見えます。
この相模湾から見た空の色は、来るたびに違っていて、見るものを魅了します。
見上げれば、トンビが悠々と舞い、ピーヒョロロと鳴いています。

小正月を過ぎ、大寒ともなると、お正月のお参りの人よりも観光客の方が多い印象です。
アジア系の人たちが多く、参道を歩いていても「ここは日本?」のような錯覚に陥ります。
神社正面の階段は登らずに横道から奥津の宮を目指します。
私は奥津の宮のちょっと古びた風情がとても好きです。
天井には「八方睨みの亀」が描かれています。
お隣の竜宮におられる龍神さまにもお参りします。

その後は、江ノ島灯台のあるサミュエル・コッキング苑へ。
途中、「山二つ」と呼ばれる美しい景色の名所があります。
ピンクや赤のチューリップが花盛りのサミュエル・コッキング苑の中で、一休み。
その後は山を下って、よく結婚式が執り行われている中津の宮、
江ノ島神社の中心である辺津の宮でお参りし、帰途につきました。

実はこのコース、来月催される予定の「明海大学英米語学科の同窓会」の特別企画、
「湘南ぶらさんぽ」のコースでもあります。
参加者は十数人とのことで、せっかく遥々遠くから来てくれる卒業生たちのために
「晴れて美しい富士山が見られますように」と心から願っています。
「湘南ぶらさんぽ」の模様は次回の「INVC湘南だより」でお話しします!

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それでは、今号はここまで。
ご感想、ご近況など、いつでもお待ちしております。
ytprimrose09@gmail.com

日々、世界の平和を祈っています。 
戦地や被災地の方々の日常が一日も早く戻りますように、
穏やかな暮らしが戻ってきますように。

もうすぐ立春。春が待ち遠しいですね。
また、次号「春の湘南だより」でお会いしましょう!
まだまだ寒さ厳しき故、どうぞくれぐれもお身体ご自愛くださいませ。

INVC暮らしとアートの研究所
https://nonverbal-invc.com
東山安子


 

 



 
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