ニュースレター

2022年 7月 7日発行
<ご挨拶>

梅雨明け宣言が6月に出され、いきなり真夏かと思いきや、
今週はちょっと涼しさも戻って、ほっと一息ついております。
みなさまは、いかがお過ごしでしょうか。

今宵は七夕。星祭ともいうそうです。
先日立ち寄った鎌倉八幡宮には、緑・紅・黄・白・黒の五色の吹き流しが風にそよぎ、
七夕に寄せて、願いを短冊にしたためる人々が次々と訪れていました。
紫陽花が終わると次は「蓮の花」。源平池には、真っ白な蓮の花が美しく咲き始めています。

一日でも早く世界に平和が戻ることを祈念しつつ
「INVC湘南だより・初夏号」をお届けします。
初夏号の話題は次の三つです。

「梅仕事」
「マルシェ色々」
「湘南のビーチクリーン」

お気に入りの飲み物を片手に、お時間のありますときに、どうぞごゆっくりお読みください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<梅仕事>

16年前に我が家に植えた紅白の梅の木。
昨年頃から実の数が増え、去年仕込んだ梅酒がいい味に。
今年は去年よりもさらに豊作となりました。

梅の実は、始めは茂った緑の葉と同色でもあり、小さいので気がつかないのですが、
段々大きくなると、「今年はたくさん生りそう」と、数を数えるのが楽しみに。
そのうち、ほんのり黄色味を帯びてくると、実の存在が現れてきて、
その木の前を通るたびに、いい色になってきたなあと、うきうきしてきます。

タイミングが難しいのは収穫時期。
早めに収穫した青梅は「梅酒」に、
熟れてきた甘い香りの完熟梅は「梅干し」に、
さらに熟しきって柔らかくなってしまった梅は「梅ジャム」にするのですが、
落ちてしまうと傷がついてしまうので、完熟梅をいつ取るかがポイント!

これまでは、梅干しにするほど梅が取れなかったので、
自然栽培の梅を手に入れて漬けていましたが、
今年は、梅酒、梅干し、梅ジャムの三種類を作るのに十分な量の梅が取れたので、
やっと我が家の梅で「梅仕事」ができるようになりました。

梅ジャムは、酸味があってスッキリ味。マフィンの中に入れたり、ケーキの間に挟んだり。
梅干しは、これから晴天の続く三日間を選んで、天日干しをします。
梅酒は、来年の今頃のお楽しみ。

庭に梅の木があるだけで、こんなに暮らしが豊かになるのだなあと実感します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<マルシェ色々>

最近、我が家の近くでは色々なマルシェが行われるようになり、
毎週あちこちに出かけるのが楽しみになってきました。

一つは月に一回、駅の近くのペデストリアン・デッキで行われるマーケット。
出展者は、地元湘南を中心に小さな個人でやっているお店がほとんどですが、
それぞれの「素材に対するこだわり」が素晴らしいお店ばかり!

お菓子は、地元で評判のお店も多く出店しており、人気店は早めに行かないと即売れ切れです。
小田原ミカンを使ったマフィンや、スパイスの効いたバナナケーキ、
米粉使用のグルテンフリー・スウィーツや、ヴィーガンクッキー、ヴィーガンカヌレなどなど。
薬味混ぜご飯などのお弁当もあり、これもすぐに売れ切れます!

お野菜は、有機・自然栽培・農薬不使用の採れたてが並びます。森の原木干し椎茸というものも。
自分たちで育てているミツバチの蜂蜜、焙煎にこだわったコーヒー豆など、
それぞれのお店のこだわりを聞きながら、お話ししたり、買い物したりするのは楽しいひとときです。

素材にこだわった調味料を作っている姉妹のお店で、素材として使っている無農薬の生姜を
量り売りしていたので、買い求めました。我が家では梅酢に漬けます。

二つ目は近くの古民家で行われるマルシェ。建物は、築94年の歴史的建造物で、
鵠沼の別荘文化を象徴する場として国登録有形文化財となっており、
収益は建物の修繕費や庭の管理費のために使われます。

たまたま通りがかった時には、無料のヴィオラ演奏会が開かれていました。
門の前に出ていたキッチンカーで飲み物や食べ物を購入し、
緑豊かな広いお庭のテーブルでいただきながら、素敵な演奏を聴くことができました。

普段は、ヨガやピラティス、写経、書道、刺繍などの教室が行われているほか、
北信州からの無農薬野菜や果物、キノコ類、丁寧に作られた調味料など
旬の恵みを感じられるお野菜販売のお店が月に一回出ます。

興味深いのは、月に一回行われている室内掃除とお庭の掃除。
ボランティアの募集をしていたので、記事を読んでみると、
毎回ナチュラルクリーニングの専門スタッフから、
薬剤を使わない掃除のコツを習いながらのお掃除らしく、
これが楽しくて、笑いながらのお掃除タイムだとか。

しかもランチやおやつ付きとのことで、お掃除が終わると楽しい談笑の時間もあるようです。
お掃除ボランティアというと地味な印象でしたが、なんかとても楽しそうで、
何事もどう企画するか、アイディア次第だなあと感じました。

三つ目は、これも徒歩5分ほどの個人のお宅で行われているマルシェ。
ここは、アーユルヴェーダに惹かれてインドに行った女性が、インドカレーの
美味しさとスパイスにはまって、毎週インド各地の異なる場所のカレーをランチで提供しているお店。
インスタでメニューが告知されたら予約する方式なのですが、いつもすぐに満席に。

予約なしで食べられるチャンスが、月一回のマルシェです。
この日は、二階でヨガやピラティスのワークショップとアロマトリートメントも行われています。
入り口には、オーガニック野菜の販売やヴィーガンスウィーツの販売なども。
コーヒーもこだわりの豆を使っていて、とても美味しい!
お店らしくないところでやっているこじんまりしたマルシェは、身近な感じがしてまた特別です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<湘南のビーチクリーン>

先日、お気に入りのカフェでモーニングをいただきながらおしゃべりをしていたら、
湘南のビーチクリーンをこどもの頃からずっとやっているというスタップの人に会いました。
江ノ島や鵠沼海岸のビーチクリーンは、日常的に行われており、回覧板でも回ってきますが、
彼女に聞いたのは「ちびっこ・ビーチセイバー・パーク」という、片瀬海岸に夏の間2ヶ月間だけ
現れる中学生以下限定の「船のアスレチック」。

海の環境やマイクロプラスチックの問題についての短い紙芝居や動画を見た後、
10分程度ビーチクリーンをするとこのアスレチックを楽しめるとのこと。
大人気で、子どもたちが列をなして並ぶのだそうです。

この企画を実施しているのが、2005年から江ノ島で活動しているNPO法人の「海さくら」。
「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い」を掲げており、明るく楽しくマイペースなゴミ拾いの企画を
たくさん実施しています。
「面白いゴミ拾った選手権」などゲーム感覚のゴミ拾いや、
湘南ベルマーレの選手や社員の方達と一緒にするコラボゴミ拾いなども。

マルシェのところでお話しした「掃除ボランティア」の楽しいアイディアにも感心しましたが、
この「海さくら」の企画アイディアも大変素晴らしく、
何事も人を動かすには「楽しいアイディア」が大切なのだと再確認した次第。
そして、何よりも地元の人たちやサーファーたちの「海への想いの深さ」を感じます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回の「INVC湘南たより」は[湘南の秋]をお届けします。

このNLはこれまでご縁のあった方々にお送りしております。
ご不要の方は、ご一報いただくか、
HPの「ニューズレター」の項目からご自身で解除していただくことができますので、
お手数ですがよろしくお願いいたします。

ご感想や近況をお知らせ頂ける方は、以下のアドレスへお願いいたします。
    東山安子:ytprimrose09@gmail.com
みなさまからのお便りを、心からお待ちしております。

それでは、真夏の太陽とどこまでも青い海が広がる湘南より、
世界情勢が一歩でも平和に近づきますよう、
そしてみなさまの日々の暮らしが少しでも穏やかで希望に満ちたものになりますようにとお祈りして。

Intercultural Nonverbal Communication
INVC暮らしとアートの研究所  東山安子
https://nonverbal-invc.com
 












 

 



 
 INVC暮らしとアートの研究所

所在地:神奈川県藤沢市
活動場所:湘南・江ノ島

   講演&執筆依頼募集中
 
*INVC暮らしとアートの研究所では、湘南近郊及び都内での講演やセミナーの依頼をお受けしております。

*また、ノンバーバル・コミュニケーションに関する専門的な記事や解説記事などの執筆もお受け致します。

*ジェスチャー等の記事の監修及びコンサルティングにつきましても所定の費用を申し受けます事、お含み置き下さい。

*興味をお持ちの方は「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。