ニュースレター

2018年 1月 15日発行
<ご挨拶>

みなさま、あけましておめでとうございます。
今日は小正月。古くはこの日までが松の内であったとか。
小豆粥をいただく日でもあります。

お正月の楽しく、賑やかだった慌ただしさも過ぎ、
我が家も、日常の穏やかな日々を取り戻しております。
みなさまは、いかがおすごしでしょうか。

INVC暮らしとアートの研究所は、おかげさまで4年目をスタート致しました。
日頃のみなさまからの温かなご支援に深く感謝しております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

また、「2018年新春の抱負」をHPの方に載せましたので、こちらからお読みいただければ幸いです。
http://nonverbal-invc.com

今回のニューズレターでは、「湘南のお正月の様子」をお届け致します。

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<湘南のお正月>

今年の三が日は穏やかな天候に恵まれ、
雪化粧した富士山が、濃紺の大海原に美しく映え、
新たな年の始まりを祝福してくれているようでした。

一日は近くの氏神様に初詣。
小さな神社ですが、街の有志の方々がいつもきれいに整えてくださっています。
お正月は、お札や破魔矢、木のこまなどに加え、お神酒や甘酒、みかんなどが並びます。
焚き火にあたりながら、温かな日差しを浴び、お神酒をいただくと、
また新たな一年が始まるのだなあと、清々しい気持ちになります。

初詣のあとは、毎年川沿いの散歩道を江ノ島に向かって歩きます。
私たち以外にも、家族連れが何組も。楽しそうに語らいながらゆっくりと歩いていきます。
江ノ島に着いて、元旦にどんな富士山に出会えるかと思うと、胸がわくわくします。
今年は、雪の頂から広い裾野まで、雄大で美しい姿を仰ぎ見ることができました。

波打ち際の砂の上を、富士山に向かって歩きます。
ざぶ〜ん、しゅるしゅるしゅるー、ざぶ〜ん、しゅわしゅわしゅわーと
寄せては返す波の音が、耳にここちよく響きます。
江ノ島水族館の前を通ったら、砂山のようなものが見えます。
子どもたちが作った砂山かと思いきや、なんとイルカの姿を象った「砂の彫刻」が三つも。
誰が創ったのでしょう?  何かとても素敵なものに出会えた気がした「元旦の海岸」でした。

帰ってきて、年賀状をポストに取りに行き、
ふっと庭を眺めたら、地面近くの緑の中にいくつもブルーの実が!
「龍のひげ」の実でした。あまりのブルーの美しさにしばし見惚れます。
じーっと見ていたら、「あっ、この色、私の好きなラピスラズリの色だ」と気づきました。
ラピスラズリの色はとても深いけれど明るいブルー。
なぜこの色が好きなのか考えたことはありませんでしたが、実家にたくさんあった「龍のひげの実」を
小さい頃からずっと見てきたからに違いないと思い至りました。
こどもの頃、自然の中の美しい色を見ていたのが、ずっと心の中に残っているのですね。

二日は元気で91歳を迎えた母の元に子・孫・ひ孫15人が集い、
今でもお茶を教えている母に抹茶を立ててもらいました。
暮れに葉山美術館で開催中の「白寿記念・堀文子展」を見に行ったので、
時折日本画も描く母に、画集を買い求めました。
「白寿まで元気で」とのメッセージを込めたプレゼントです。

七日は、畑から収穫してきたカブも刻み入れ、七草粥をいただきました。
畑には、両手で抱えきれないほど大きな白菜が三つ。
一つ持ち帰って、唐辛子でキムチ風に漬け込みました。

午後は恒例の「書き初め&弾き初め」の会。
今年も「新年の誓い」でもある16枚の書き初めがずらりと並びました。
この会は夫の教え子や企業の若手研究者とそのご家族が主に集いますが、
専門が音響工学なので、みな音楽好き。弾き初めは多彩な曲目となりました。

まずは、ギターを弾きながらの尾崎豊の歌の熱唱に始まり、
ピアノ演奏は、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」 、
バッハの平均律1番、パルティータ6番など。
ヴァイオリン演奏は、ピアノの伴奏もついて、モーツアルトのVLコンチェルト と
ベートーベンのスプリングソナタ。
そして最後は、ビル・エヴァンスの”You must believe in spring”と
素敵なjazz ピアノでの締めくくりでした。

八日はちょっと寒い日となりましたが、
江ノ島にて、「INVC東山セミナー」の今年度最初の例会を開きました。
例会の後の新年会では、「ガレット・デ・ロア」で運試し。
「ガレット・デ・ロア」とは一月にフランスで食べる伝統的なお菓子だそうで、
この中にフェーブという可愛い人形が入っていれば、一年間幸運が続くとか。
見事に私はお人形入り! お食事券もいただいたりと、幸先の良いスタートとなりました。

十日には例年通り、味噌の寒仕込み。
今年も味噌ボールを、しゅっ、しゆっと投げ入れ、無事終了。
去年仕込んだお味噌をいただき始めました。

昨日の江ノ島は、お参りの行列も長く、まだまだお正月気分が漂っていましたが、
我が家もそろそろ、ゆっくりと「仕事始め」です。
寒くなってきましたから、みなさまもどうぞお身体ご自愛ください。

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次回の「INVC湘南たより」は[湘南の春の訪れ]をお届けします。

ご感想や近況をお知らせ頂ける方は、以下のアドレスへどうぞ。
    東山安子:ytprimrose09@gmail.com
みなさまからのお便りを、心からお待ちしております。

それでは、青空と濃紺の大海原に映える富士山が美しい湘南より、
みなさまにとって、今年も穏やかで佳い年でありますように。

Intercultural Nonverbal Communication
INVC暮らしとアートの研究所  東山安子
http://nonverbal-invc.com






 

 



 
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