ニュースレター

2017年 12月 21日発行
<ご挨拶>

気持ちの良い冬晴れが続く毎日ですが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今朝も湘南では真っ青な青空が広がり、
おひさまがぽかぽかと温かく照らしてくれています。

街は12月に入って、どこもクリスマス一色。
我が家でも、緑と赤と白のクリスマス色の布で作ったベルや、やわらかなフェルトで作ってあるツリー、
ホットココアを飲みながらくつろいでいるサンタのクリスマスカードなど、
小さなクリスマス・グッズを私の机周りに飾りつけ、
夫とクリスマス用のワインを買いに出かけ、
娘が毎年手作りするクリスマスケーキを焼き始めました。

そんなクリスマス準備の最中、思いがけないクリスマスプレゼントが到着。
リボンをといて、箱を開けると、雪の結晶のような繊細な刺繍がされた真っ白のハンカチが!
こうして私を思ってくださる人のいることがうれしく、こころが温かくなります。

湘南ビーチFMから流れるクリスマスソングを聞きながら編み物をしつつ、
若い頃から大好きな「クリスマスの日」が1日1日と近づいてくることを、
楽しみに待っている今日この頃です。

さて、今回お届けする「INVC湘南だより」は
 ※  江ノ島の冬景色、
 ※  今年我が家に加わった暮らしのひとこまを三つ、
 ※  INVC暮らしとアートの研究所の今年のご報告
      をお伝えします。

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<江ノ島の冬景色>

江ノ島は雪化粧した富士山が美しく見える季節になりました。
朝は青空を背景に大きな裾野を広げて、
夕暮れには夕焼けのオレンジ色を背景に、美しいシルエットを見せてくれます。
冬の海の色は美しい! 濃紺の海に白波が立ち、白い帆をあげたヨットが滑っていきます。
先日はジュニアの大会があったようで、洋上に小さな帆をあげたヨットが
幾艘もつながって進んでいく様子が、可愛らしく見えました。

こんなに寒くなっても、ウィンドサーフィンやカヌーに乗る人たち、そしてたくさんのサーファーたちは
いつもと変わらずに「海を」、そして「波を」楽しんでいます。
寒くないのだろうか、とは毎年私が思うことです。

大空には、トンビに加え、ユリカモメが気持ちよさそうに飛んでいます。
50羽以上いるでしょうか、橋の欄干にふっくらとした可愛い顔とくちばしがずらっと並んで、
橋を渡る人たちをキョロキョロ眺めています。

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<今年我が家に加わった暮らしのひとこま>

今年も残すところあと10日余り。2017年を振り返ってみると、
今年我が家に加わった新たな暮らしのひとこまが幾つかあります。
そのうちの三つを、お伝えしましょう。

一つは自然栽培の畑を借りて、野菜作りを始めたこと。
江ノ島から見える「大きな海と空」という景色に加え、
「見渡す限りの畑と大きな空」という景色が我が家の日常に加わりました。
秋は大きく育ったサツマイモを様々に料理していただき、
今はたくさん採れた里芋や親芋を煮たり、揚げたりと楽しんでいます。
採りたてのカブは、こんなに実も葉もしっとり、艶やかなのかと感動します。
種や苗や種芋を植えてから半年あまり、暑かった夏の間、手をかけ一緒に畑にいた野菜たちです。
料理していただくとき、畑の景色が目に浮かぶようになりました。

二つ目は近くの日大生産資源科学部の図書館に足繁く通うようになったこと。
これも畑繋がり。お借りしている自然栽培の畑は肥料を施さないので、
「どう土作りをするのか」が、課題となります。
それには「土壌微生物」を知る必要あり、というわけで
市民に利用開放をしてくれている日大キャンパスの図書館に通うことに。
緑が多く、紅葉の美しい大学のキャンパスはとても落ち着きます。
学生だったことも、教員だったこともないのですが、
思わぬことから、「大好きな大学のキャンパス」が、暮らしのひとこまになりました。

三つ目は徒歩圏内にミニシアターができ、会員になって月二回は映画を楽しむようになったこと。
子育てが始まった三十数年前から、ゆっくり映画を観る時間など全くなかった私は、
やっとこの歳になって、映画鑑賞を満喫できるようになったことをとても喜んでいます。
アジアの映画も多く、そのときの文化や習慣、風景、そして社会情勢などが
映画から伝わってくることを楽しんでいます。
年末にアンコール上映される「人生フルーツ」も、もう一度見てくるつもりです。
すでに美術館へは毎月出かけるようになっていますが、
それに加えて、「映画」も我が家の暮らしのひとこまになりました。

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<INVC暮らしとアートの研究所の一年>

今年は、当研究所に関わってきた二つのグループが巣立った年となりました。

一つは専修大学の学生たちとやってきた<未来の夢>。
メンバーの多くが4月から教員となったり、企業に勤めたりと、社会人として巣立って行きました。
まだまだ悩みながらの社会人生活だと思いますが、自分らしく生きていってほしいと
願っています。

もう一つは、立教大学異文化コミュニケーション研究科の卒業生たちとやってきた
<INVCワークショップ>。個々の活動が活発になり、それに専念するため9月に巣立って行きました。
もともとそれぞれが自分の専門分野を持っていた人たち。今後の活躍に期待したいと
思っています。

昨年開講した<INVC東山セミナー>は二年目に入り、
nonverbal communicationを 「暮らしや生き方」という視点から見ていくクラスと
「専門書や論文」から紐解くクラスを続けています。
みな仕事をしていて多忙ではあるものの、毎月、この自然豊かな江ノ島で集うことを
楽しみにしてくれているのは、うれしいことです。

当研究所は2015年に設立して丸3年。
みなさまには、ニューズレターに対する感想メールなどで、
日頃から温かく応援していただき、心からうれしく思っております。

今年一年間のみなさまへの感謝の気持ちを込めて、
江ノ島灯台の真っ白なライトアップが夜空に美しく輝く湘南より、

Merry Christmas & a Happy New Year!

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次回の「INVC湘南たより」は[湘南のお正月]をお届けします。

ご感想や近況をお知らせ頂ける方は、以下のアドレスへどうぞ。
    東山安子:ytprimrose09@gmail.com
みなさまからのお便りを、心からお待ちしております。

それでは、夕暮れの富士山のシルエットが美しい湘南より、
みなさまにとって、穏やかで幸せな日々が続きますようお祈りいたします。

Intercultural Nonverbal Communication
INVC暮らしとアートの研究所  東山安子
http://nonverbal-invc.com




 

 



 
 INVC暮らしとアートの研究所

所在地:神奈川県藤沢市
活動場所:湘南・江ノ島

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