ニュースレター

2023年 7月 30日発行
<INVC湘南だより No.51>

暑い毎日が続いていますが、
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。

一昨日は江ノ島で花火の打ち上げがあり、我が家の庭からもみられました。
今年は8月終わりまでの間に、5回花火が打ち上げられるそうで、
一回の打ち上げ時間はなんと3分! 見逃さないように「夏の風情」を楽しみたいと思っています。

「湘南だより夏号」、5月から7月にかけての話題をお届けします。
5月: 母の日の集い
6月: びわの花束/ 出版『定年後の学問の愉しみ』(青灯社)/紫陽花の七変化
7月: 夏の海と梅干しの天日干し
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<5/14 母の日の集い>
  
5月14日、母の日。96歳になる母の元に私を含め、子どもたち三人が集いました。子どもといっても、既に全員高齢者の仲間入り。月日は流れたものです。母は元気にはしているものの、机の上や床の上に物が積み上がっていたり、キッチンがいつものように片付いていなかったり、いろいろ気になることが増えてきました。介護申請も必要なのではとお願いしたら、結果は「要支援2」とのこと。この日は部屋もキッチンも片付いていてびっくり! 自分で片付けたと自慢げで、やっぱり「会いに行くからね」というと、張り切って片付けるのだなと思った次第です。料理も自分でしますが、1人の日などはちゃんと食べているのかと気になります。この日は、おにぎりやおかずを持ち寄って一緒にランチを楽しみました。隣に座っている母が美味しそうに全部食べる姿を見て、ちょっとほっとした次第。午後にはひ孫もやってきて、にこにことご機嫌な赤ちゃんスマイルに癒されていました。

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 <6/1 びわの花束>

我が家にはびわの木が一本あります。17年前に湘南に引っ越してきたとき、近くのお店で背丈30センチほどの苗木を買い求めて植えたものです。どんどん大きくなって実をつけるようになり、食べてみたらとても甘い! こんなにいいお味とは思ってもみませんでした。今年は特に豊作! 実の色は、緑がかった色から次第に橙色へと一日一日変化するのですが、出来るだけオレンジの良い色になるまで待って待って、、、カラスに狙わられる直前に収穫です。実が固まってついているところを葉っぱごと根元で切ってクラフト紙に包み、「びわの花束」を作ります。それを箱に詰めて、孫のところ、母のところ、妹のところに送りました。美味しい時期はほんの一週間くらい。江ノ島セミナーのメンバーやタイミングよく会える人にもお裾分けしました。また来年、一年に一度のお楽しみです。

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 <6/3 出版『定年後の学問の愉しみ』(青灯社)>

青灯社からカンナ社編『定年後の学問の愉しみ』という本が出ました。この本は定年を迎えた25人の元大学教員が、それぞれ自由なエッセイという形で「ライフストーリー」を書いたものです。自分の専門分野や、なぜそこに興味を頂いたか、またその興味が定年後もどう続いているかなど、それぞれの方のエッセイは大変興味深い内容です。私もお声がけいただいて「学問への興味は川の流れの如くに続いていくもの」と題するエッセイを書きました。私のエッセイはともかく、他の先生方のお書きになった内容に大変感銘を受けましたので、ご関心のある方は是非お読みいただければと存じます。

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<6/15 紫陽花の七変化>

梅雨の時期、湿気には参るものの、しとしと雨に落ち着く日もあります。そして何と言ってもこの時期に心洗われるのは紫陽花の花の美しさ。鎌倉は紫陽花の名所が多く、一つは北鎌倉の明月院。こちらは約2,500株の姫あじさいが植えられており、見頃の時期になると「明月院ブルー」と呼ばれる青色の紫陽花が院内に広がります。もう一つは長谷寺。長谷寺は傾斜一面に約40種類2,500株のあじさいが植えられており、そのヴァリエーションの多さ、様々な色合いの違いに目を奪われます。
  
このような名所ばかりでなく、我が家のご近所のお庭や我が家の庭にも紫陽花は咲きます。我が家には、「隅田の花火」と呼ばれる額紫陽花、ピンクの紫陽花、そして山紫陽花の三種類の紫陽花が咲きます。いつも山紫陽花の花の色の変化の美しさに目を奪われるのですが、今年は特にピンクの紫陽花の変化が目を引きました。最初はクリームイエローにピンクが混じってきて、そのうちピンク色になり、その後に紫色がかってきます。切り花として家の中で飾って楽しむこともしますが、枝にそのまま置いておくと、今度はシルバーグレーとクリーム色のリバーシブルのような色合いになり、剪定後にドライフラワーとして飾っておくと、さらにそれが水色がかってきます。「七変化」とは紫陽花の別名だと言いますが、まさにその通りと思った「紫陽花の色の美しい移り変わり」でした。

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<7/15 夏の海と梅干しの天日干し>

今年の梅雨はあまり雨も降らずに、海の日を入れた三連休は晴天そして猛暑となりました。海開きは7月1日で、江ノ島海岸の東浜や西浜へ向かう海水浴客で江ノ電は超満員。我が家ではこの海の家が開いている季節、夕方に散歩に行って海の家で冷たい飲み物を頂きながら、波音を聴き、涼しい海風に吹かれ、海で遊ぶ人達を眺めながら「夏を感じる」というのが定番の過ごし方です。

三連休の間、我が家では、梅干しの天日干しをしました。干している間に雨に当ててはいけないので、毎年天気予報とにらめっこしながら、晴天が三日続きそうなところを選びます。今年は雨が降らなかったので、日程選びは楽でした。水の上がった壺の中の梅干しを、ざるの上に一つ一つ載せていきます。この段階の梅の色は、黄緑から橙色系へのグラデーション。それぞれに異なる美しい色合いです。外の、おひさまのよく当たる場所にざるを置き、数時間置いたら、梅の他の部分にも日を当てるために、くるっくるっと梅を順次ひっくり返します。そしてまた数時間。またひっくり返して。。。夕方には家の中に入れます。翌日、翌々日も同じように日に当てます。だんだん、初めの黄緑色などのきれいな色合いが枯れてきて、茶色系になってきます。梅の実自体も瑞々しかったのが、ちょっとカラカラに干上がってきます。そして三日干したら、取り出した壺の中に戻します。毎年美味しいこの手作りの梅干し、数ヶ月後お正月を超えれば頂けます。

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それでは、今号はここまで。
ご感想、ご近況など、いつでもお待ちしております。

世界の平和と皆様の穏やかな暮らしが続くことをお祈りしながら。
また、次号でお会いしましょう!
暑さ厳しき折、お身体ご自愛くださいませ。

INVC暮らしとアートの研究所
https://nonverbal-invc.com
東山安子
 

 



 
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