ニュースレター

2023年 4月 20日発行
<INVC湘南だより No.50 >

すっかり暖かくなりました。
お元気でお過ごしでしょうか。

ピンク、白、赤、赤紫などいろとりどりの「つづじの花」や
藤棚から下がる「藤の花」が美しい季節です。

湘南だより春号、新月の今日、以下三つの話題をお届けします。
2月:明英・中井先生のご講演
3月:<湘南スケッチ>梅見ランチ
4月:ハーブを使った手作り納豆

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<明英・中井先生のご講演 2023年2月 >

2月のまだ寒い日が続いていた頃、オンラインで「明海大学英米語学科同窓会(明英)」が行われました。コロナ前は大学のある新浦安のホテルで講演と懇親会という形の同窓会で、出かければ卒業生たちの元気な笑顔に会えましたが、コロナ禍に入って一旦中止。

それが、2年前からオンラインで再開され、第一回目は私も講演させてもらいました。去年は津留崎先生、そして今年はホスピタル・ツーリズム学部の中井延美先生のご講演。タイトルは「外国語としての日本語」。ご著書の『必携! 日本語ボランティアの基礎知識』(大修館書店 2018)も予め参加者各自に送られてくるので、ご本を読んで予習してからご講演が聞けます。中井先生は英語教師ばかりでなく、日本語教師のご経験も多く、浦安市国際交流協会で日本語ボランティア養成講座の講師も担当されています。英米語学科の卒業生たちは「言語」に対する関心が高く、日本語教師や日本語についての中井先生のお話に大変興味を持って聞いていたようです。

午前中のご講演が終わると、予め予約しておいたお弁当が各家に宅配で届きます。ここら辺がオンライン懇親会のちょっと面白いところ。同窓会の役員をしてくれている卒業生たちは、皆、この同窓会を大切に思ってくれていて、運営の仕方にも随所に心温かな工夫が感じられます。お弁当の種類も多彩で、私のようなベジを好むタイプにも適応してくれています。「異文化コミュニケーションは多様性を認めるところから」と教えてきた成果でしょうか(笑)。

このお弁当、なかなか良いお味で、飲み物も付きます。みんなで乾杯してそれぞれに頂きながら、卒業生たちの近況や中井先生のお話についての質問などの時間。子育て中の人、日本語教師をしている人、日本語ボランティアをしている人、航空関係の仕事を続けている人、初志貫徹でパイロットとして勤務している人など、開学一年目の卒業生も含め、多彩な卒業生たちの「今」を聞くことができ、大変楽しい時間でした。

対面式の同窓会の方がもちろんいい所もたくさんありますが、オンラインだと遠方の人も参加できる利点があります。それぞれの良さを生かしながら、この同窓会が続いていくことを願っています。
   
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<湘南スケッチ 2023年3月  梅見ランチ>

梅の見頃が過ぎてしまわないうちにと、近くの山の公園と呼んでいるところに、お弁当とピクニック・シートを持って、「梅見ランチ」に出かけました。この公園は大きな山を背景に、その麓に江戸時代の庄屋さんの藁葺き屋根の家が移設してあり、景色は日本昔話そのもの。梅林は30本ほどで、白梅の木にピンクの花も咲いているような、混ざっている木が10本ほど。あとは白梅が多いのですが、その中で大きな紅梅がひときわ美しく見えます。

梅の木の下にシートを広げ、手作りのお弁当をいただきます。暖かな春風が吹いてきて、梅の花が、桜吹雪のようにはらはらと舞い散る美しい様を見ながら。ちょうどお昼時で、他にもお弁当持参の家族連れや、ママ友と子どもたちなど、何組か同じようにシートを広げお弁当を食べながら、おしゃべりに興じています。温かそうな黄土色の毛糸の帽子を被った2歳前後の子どもたちが、芝生の上をよちよち歩いている様がなんとも可愛いらしい。梅の香りを楽しみながらの平和なランチタイム。

食事の後は、梅の花を一輪一輪、ゆっくり愛でながら、カメラのシャッターを切っていきます。そして、藁葺き屋根の家の中に飾られているお雛さまも拝見。寄贈された昭和時代の段飾りのお雛さまが二組、古民家のお座敷の中に飾られています。縁側に座って日向ぼっこしながら、お庭を眺めてぬくぬく。そんな一日でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<ハーブを使った手作り納豆 2023年 4月 >

昨年、庭で育てた大豆が割と豊作だったので、この大豆で納豆を作ってみようかという話に。今はネットを見ると色々な人が自分の「納豆作り体験」を語ってくれているので、とても参考になります。日本い居れば納豆はどこでも簡単に手に入るので、わざわざ手作りすることにそれほどの意味はないかもしれませんが、海外に住んでいる方たちにとって、納豆は貴重品! 毎日食べたい、思いっきり食べたいと「手作り納豆」にはかなり熱い視線を感じます。というわけで、特に海外在住の方たちのブログを参考に納豆作りを開始しました。

納豆菌というのは、出来上がっている納豆から培養でもするのかと想像していましたが、どこにでも居て、しかも100度に熱しても生きているという強者のようで、びっくり! どこにでもというのは、実際にはびわの葉だとかハーブに居るということで、我が家では庭に豊富に生えているレモングラスを使っています。

大豆を洗って一晩水につけ、ふっくらしたものを茹でて柔らかくし、熱々のものを容器に入れてその上にレモングラスを入れます。軽く蓋をして熱々の湯たんぽを入れた段ボール箱に入れて蓋をし、1-2日保温します。途中で何度か湯たんぽを沸かし直して温度が下がらないようにお世話します。ネバネバと糸を引いてきたら出来上がり!納豆菌の粉末だとか、保温にヨーグルトメーカーとか、色々やりやすい方法もあるようですが、我が家はあくまで素朴な納豆作り。毎朝、できたての美味しい納豆をいただいています!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それでは、今号はここまで。
ご感想、ご近況など、いつでもお待ちしております。

世界の平和と皆様の穏やかな暮らしが続くことをお祈りしながら。
また、次号でお会いしましょう!

INVC暮らしとアートの研究所
https://nonverbal-invc.com
東山安子
 

 



 
 INVC暮らしとアートの研究所

所在地:神奈川県藤沢市
活動場所:湘南・江ノ島

   講演&執筆依頼募集中
 
*INVC暮らしとアートの研究所では、湘南近郊及び都内での講演やセミナーの依頼をお受けしております。

*また、ノンバーバル・コミュニケーションに関する専門的な記事や解説記事などの執筆もお受け致します。

*ジェスチャー等の記事の監修及びコンサルティングにつきましても所定の費用を申し受けます事、お含み置き下さい。

*興味をお持ちの方は「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。