ニュースレター

2018年 10月 17日発行
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

今年の夏は7月1日の海開きの日から暑さが厳しく、
つい先日行われた孫の運動会にも袖なしを着ていったような
長い夏であったように思います。
やっと秋らしくなり、もう大丈夫だろうと衣替えを済ませました。

台風、豪雨、強風などの被害も大きい夏でした。
つい先日の台風で、湘南の方も大きな木が倒れたり、
枝が折れたり、川沿いでは外の扉が飛ばされたりしていました。

また、海風なので塩害で木の葉がチリチリと縮んで茶色になり、
我が家の庭にあるナンキンハゼの葉も、台風の数日後にハラハラと一気に落ちました。
江ノ島神社の境内を毎日履いている係りの方が、
一度に、大量に落ちる葉の量の多さに驚いておられました。

みなさまのお住いの地域はいかがでしたでしょうか。
様々な被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。

それでは、「湘南だより:秋の号」をお届けします。
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やっと秋らしい冷んやりとした空気を感じるようになりました。
和室から見えるお隣の庭の木に「赤い小さな実」がたくさんつき、
鳥たちがその赤い実を食べにやってきています。
金木犀の甘い香り、ハナミズキの赤い実、オリーブの実のグリーンから黒への変化、
みんな秋の気配を感じさせてくれます。

湘南は暖かい気候のためか、柿の木よりもみかんの木を多く見かけます。
キンカンやゆず、みかんの実はまだ青いままですが、鈴なり。
今は葉の緑と同じ色で葉の間に隠れていますが、
もうしばらくすると熟して黄色になり、「私たちはここにいる」と姿を現します。

お花屋さんの前を通ったら、ススキ、えんじ色のワレモコウ、
オレンジの実が美しいツルウメモドキ、紫色のリンドウ、そして白・黄・紫の菊と
華道を習っていた時代にはお馴染みであった秋の花材がたくさん並んでいました。

我が家は7坪ほどの自然栽培の畑をお借りして1年半が経ちました。
去年の夏は雨が多く、そういう気候を好むナスやきゅうりをたくさん楽しみました。
秋はたくさんのサツマイモ、冬は抱えきれないほど大きな白菜を様々に料理して
美味しくいただきました。

今年の夏は雨が少なく暑さ厳しく、そういう畑にはトマトがよくなりました。
スイカもほんとに小さなボールくらいの大きさでしたが、一つできて感激しました。
保存しておけるにんにくや唐辛子はなかなか便利。
唐辛子は白い小さな花が咲き、そのあとに緑の実が空に向かってすっと伸び、だんだんと赤くなります。
なかなか美しい色合いで、いつもじっと見つめてしまいます。

この秋からは畑を卒業して、我が家の庭で家庭菜園を本格的に始めます。
これまでにもやっていたのですが、少し範囲を拡大する予定です。
この夏の我が家の庭では、枝豆がよくなりました。自分たちで育てるとほんとに美味しい!
塩茹でして孫たちの前に出すと、取り合ってあっという間に食べてしまいます(笑)。

毎月江ノ島で行っているINVC東山セミナーは、この秋で継続クラスが3年目に入ります。
午前のクラスでは暮らしとNVCのディスカッション 、午後のクラスではNVCの専門書を読んでいます。
かなり深い内容のものにもチャレンジできるようになりました。メンバーの理解が
点と点から線になり、それが平面になったり、時に立体的になっていく過程を感じられることは
私の生きがいの一つにもなっています。

先日、鎌倉の街を歩いていたら、新しいカフェを見つけました。
最近はコーヒー豆にこだわり、淹れ方にもこだわり、お店のデザインがスタイリッシュという所が増え、
たまに外で飲むコーヒーもほんとうにおいしくなりつつあります。
ここもそういうお店の一つかと入ってみました。

予想どうり、コーヒーは一杯ずつドリップしてくれました。
お店は開店して半年。ガラス張りで明るく、なかなかシンプルデザインの素敵な雰囲気です。
この日も「原稿とペンを持ってカフェで執筆」と思って入ったのですが、
すでにパソコンを開けている女性たちが数人。見渡せば各机にコンセントがあり、コピー機も。
そして「Share Office」のお知らせが。会員になると個人でもオフィス的に使えるようでした。
カフェで原稿を書くとはかどるタイプの私には向いているなあと思いつつ、お店を後にしました。

夫は70歳を超え、日々「江ノ島散歩」+「本書く生活」を楽しんでいますが、
それと同時に毎日「ピアノを弾く暮らし」も楽しんでいます。
ピアノは古典調律のキルンベルガーにしていましたが、最近ヤングIIに変更。
これでさらに音の調和が美しくなったと喜んでいます。

来月の誕生月に、近くで「Shigeru Kawai」を弾ける会場を予約し、
「バースデーコンサート」を開く予定です。
「Shigeru Kawai」とは、河合楽器の二代目社長の故・河合滋氏が、自らの名前を冠し、
ピアノ作りの集大成として、最高の素材、 技術、感性を投入して完成させたグランドピアノ。
 「人の心に響く音は人の手でしかつくれない」という河合滋氏の信念を体現したピアノとのこと。
すでに何度か弾いて、音色が気に入り、この部屋をお借りして開催することになりました。

参加者は、会社員でありながら週末は二つのオケを掛け持ちしてVLを弾いている人、
博士論文に取り組みながらも、ピアノが好きで弾いている人などなど。
またクラシックばかりでなく、ジャズピアノの演奏も聴けそうで、私も今から楽しみにしています。
夫の曲目はバッハのパルティータ、平均律、スカルラッティやモーツアルトのソナタなどが
候補のようです。今まで日々弾いてきた曲からのセレクションです。

藤沢や鎌倉では70代は若いと言われ、米寿でも敬老の日に何もいただけない土地柄ですから、
ご近所のお元気な先輩方を見習って、これからも日々の暮らしを楽しみながら、
ゆったり暮らしたいと思っています。

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次回の「INVC湘南たより」は[湘南の冬]をお届けします。

このNLはこれまでご縁のあった方々にお送りしております。
ご不要の方は、HPのNLの項目の方からご自身で解除していただくことができますので、
お手数ですがよろしくお願いいたします。

ご感想や近況をお知らせ頂ける方は、以下のアドレスへお願いいたします。
    東山安子:ytprimrose09@gmail.com
みなさまからのお便りを、心からお待ちしております。

それでは、青空が広がり秋の気配漂う湘南より、
みなさまの日々が穏やかで希望に満ちたものでありますようにとお祈りして。

Intercultural Nonverbal Communication
INVC暮らしとアートの研究所  東山安子
http://nonverbal-invc.com



















 

 



 
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